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【ソウル西脇真一】韓国国防省は２３日、李明博（イミョンバク）政権で初となる０８年国防白書を発刊した。白書によると、北朝鮮は射程３０００キロ以上の新型中距離ミサイルを実践配備した。韓国政府が公式に確認したのは初めて。また、最近２年間に特殊部隊の兵力を６万人増強し計１８万人とした。

　新型ミサイルは９０年末に開発が始まり、豪州やインド、ロシアの一部などを射程に納める。０７年４月の朝鮮人民軍創建７５周年の閲兵式で公開した。

　白書は２年ごとに発刊する。北朝鮮を「主敵」とする表現は０４年白書で削除されたが、北朝鮮について今回は「深刻な脅威」と記している。