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なぜ冬ばかり起こるのか?静電気「バチッ!」の傾向と対策

3度目のデート。今日こそ手をつなぐぞ、と好きなコの手に触れかけたとき…、バチッ!! 静電気に邪魔され、目論見は失敗に(涙目)。ほかにも、電車のドアに触れたりセーターを脱いだりすると不意に攻撃してくる静電気。これ、いったい何なの? 武蔵工業大学工学部の山本俊昭教授に聞いてみました。

「何かが電気を帯びている状態を『帯電』といい、帯電したままでとどまっている電気を静電気と呼びます。人間は常に静電気を持っており、金属などに触れると流れます。これが、あの『バチッ!』の正体です」

人間が帯電する原因は、主に地面と足(靴)の摩擦。一般に、摩擦したもの同士が離れると一方はプラス、もう一方はマイナスの電気を帯びるそう。摩擦によって体内に溜まる静電気は、通常4000~5000V(ボルト)、高いときで2万Vにもなるんだとか。金属などに触れて放電すると静電気は0Vに戻るが、また摩擦が起これば体は再び帯電。人間は日常的に放電と帯電を繰り返しているのだ。…ん? だったら、夏にはなぜあの「バチッ!」が生じないんですか?

「体内の静電気が1万V前後以上のときに、放電で痛みを感じるからです。水分は電気を流しますから、湿気が多く汗をかきやすい夏は空気中に静電気が逃げていきます。そのため、乾燥した冬のような高電圧に帯電する状態になることは少ない。つまり、放電に気づかないだけなんです」(同)

ホウ。ということは、冬でも空気中に電気を逃がせば『バチッ』現象を免れる、と!

「その通り。たとえば、冬でも汗をかきやすい人、乾燥しにくい肌の人は帯電しにくい。加湿器を使ったり、体に水分をスプレーしたりしても静電気は逃げていきますよ」(同)

また、寒い季節は重ね着をするので、服と服にも摩擦が生じる。そのため、帯電した服同士が離れるときにも、空気中への放電が起こり『バチッ』現象は生じるのだ。

流れる静電気が大きいほど、大きな痛みをともなう。怒りをためこんだ彼女とのケンカのようですな!
(R25編集部)

※コラムの内容は、フリーマガジンR25から一部抜粋したものです
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